セッションに行く前に準備しておくこと

編集部のrisaです。初めてのセッション、ドキドキするものです(わたしは今でもドキドキします)。まず一番大事なのは、自分がしっかり弾けるレパートリーを数曲持つことです。セッションに慣れている人は20〜50曲、プロになるとレパートリーは100曲以上あると言われています。もちろん、すぐにたくさんの曲を覚えることは大変です。でもまた、数曲でも、「弾き慣れた、スタンダードナンバー」があると、安心してセッションに参加することができますよね。そして、どうせ覚えるなら、必ずやる曲を覚えたいものです。でもいったい、どんな曲がいいの?

セッション必須曲 30選。まずこの中から4〜5曲は覚えておくといいかも!
all the things you are ・autumn leaves(枯葉) ・beautiful love ・black orpheus(黒いオルフェ) ・days of wine and roses(酒とバラの日々) ・ all of me ・blue bossa ・bye bye blackbird ・cantaloupe island ・fly me to the moon ・i'll close my eyes ・it could happen to you ・just friends ・oleo ・satin doll ・so what ・softly as in a morning sunrise ・someday my prince will come ・st. thomas ・summertime ・take the "a" train ・there is no greater love ・there will never be another you・wave ・watermelon man ・you'd be so nice to come home to
・ブルース曲(・now's the time・billies's bounse・straight, no chaser・mr. p.c.など)

もちろん、他にも、星影のステラ、ハウハイザムーン、ナイトアンドデイ、、etc、など、「定番」と呼ばれるスタンダードはたくさんあります(定番スタンダード、と呼ばれるものだけで数百曲、との説もあります)。また、習っている人は先生に聞いてみるのもいいかもしれません。そして後は、

しっかりした楽譜(スタンダード曲集)を持っておくこと

が大事です。バンドスコアのようなパート別の楽譜ではなく、メロディとコードが1ページにまとめられた楽譜のことをリードシートといいます。そしてこれらが1冊にまとめられた楽譜集をリアルブック、フェイクブック、と呼んだりします。そして、これを元に即興演奏をする訳ですから、しっかりとした定評のある楽譜を持っておくことは大切です。(中には、コードが間違っていたりするものも多いので注意が必要です)
オススメはこれです。

ジャズ・スタンダード・バイブル

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どのセッションに行っても手にしている人が多い、定番の通称「黒本」と呼ばれるものです。その正確さと見やすさで、ここ10年くらいですっかり定番の楽譜になりました。初〜中級者さんには必須アイテムです。トップジャズベーシスト、納浩一さんが編集しているというのも、信頼が置けます。

そして

The Real Book - Volume I - Sixth Edition

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こちらはプロを始め、世界中で使われている、元祖リアルブック。Vol1から2、3、、と、またVocal用やコルトレーン、パットメセニーなど特定アーティストを特集したものまで、たくさん種類が出ているので注意。

そしてレパートリーが増えたら、いよいよセッションへGo!ヽ(^○^)ノ

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